「大学の歴史と京都産業大学」で(株)堀場アドバンスドテクノ代表取締役社長 堀場 弾氏がゲスト講義

2019.07.01

共通教育科目「大学の歴史と京都産業大学」は、初年次教育として初年次生を主な対象に開講しています。毎回、ゲストスピーカーとして学長や卒業生、本学に縁のある有識者が登壇し、京都産業大学や京都について講義を行っています。

7月1日の「大学の歴史と京都産業大学」では、本学卒業生(2004年経済学部卒業)であり、(株)堀場アドバンスドテクノ代表取締役社長、(株)堀場製作所執行役員の堀場 弾氏が「京都から世界をめざす企業の取り組みについて」をテーマに講義を行いました。

講義前半では、(株)堀場アドバンスドテクノを含むHORIBAグループが、京都に本社をおく企業としてどのような事業に取り組み、世界へ展開しているか、あわせて、グローバルネットワークや企業文化について紹介されました。
また、HORIBAグループの社是「おもしろおかしく」の実現を支えるために行われている、人財とコミュニケーションを大切にするための様々な取り組みについても紹介されました。
(※HORIBAグループでは、従業員を大切な財産と考えて「人財」と表現されています。)

講義後半では、自身が本学を卒業して社会人となり現在に至るまでの経験を話されました。約10年の米国駐在で感じた日米の働き方の違い、成果をあげることの重要性、それをふまえて、英語でも論理的に考えるようになりたい、経営を多面的に見られるようになりたいという思いからMBAへ挑戦され、修了されるまでの苦難を乗り越えた経験、米国法人社長としての経験などを話されました。

最後に、本学学生へ「自分の興味のあることを深く掘り下げ、積極的に挑戦してほしい」、「困難や課題に直面しても、すぐにあきらめず、そこを頑張り乗り越えることでまた違うものが見える」という自身の経験から得た力強いメッセージが送られました。 

約200名の受講生に講義をする堀場氏
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