「自己発見と大学生活」に参画する学生ファシリテータの研修を行いました(2日目・3日目)

2019.03.22

2019年3月18日(月)・22日(金)初年次教育センターが運営する、「自己発見と大学生活(1年次春学期開講、2018年度受講生:1,846名)」の2019年度開講に向けて、当該科目の履修者を授業内でサポートしてくれる学生ファシリテータの研修をF工房と協働し、実施しました。本研修は全3日間のプログラムとなっており、1日目は2月8日(金)(セッション1・2)に既に実施しており、今回はその2日目・3日目を実施しました。当日は、1日目に引き続き、「自己発見と大学生活」の統括教員である鬼塚初年次教育センター 副センター長/文化学部教授、副統括教員の宮木現代社会学部教授、中澤共通教育推進機構助教と教育支援研究開発センターF工房担当のスタッフが講師となり、第9期学生ファシリテータ36名が参加しました。

3月18日(月)のセッション3(午前)では、1日目に学んだ内容の応用として、学生ファシリテータが社会調査法を用いたポスターを事前に作成し、模擬発表を行いました。各模擬発表に対して、研修担当者と学生ファシリテータ同士でフィードバックを行い、内容を精査しました。
セッション4(午後)では、F工房スタッフによる「アイスブレイクの意義の理解・実践」のテーマにもとづいた、 “アイスブレイクとは何か、目的は?”という説明の後、本科目の第1講目・2講目を想定した内容で学生ファシリテータ数名が他の参加者を受講生に見立てたアイスブレイクを実践しました。
3月22日(金)のセッション5(午前)では、本科目のカリキュラムに組まれている「学生ファシリテータによる先輩の座談会」の準備を行いました。宮木教授からの「座談会の目的を理解し、魅力あるスピーチ作り」というテーマにもとづいた説明を受けて、個人ワークを行った後、学生ファシリテータ同士がペアになり、互いの原稿を発表し合いました。
セッション6(午後)では、「教員との協働をいい感じに進めるために」というテーマにもとづき、中澤助教から本科目でこれまでに発生した、または発生しうるトラブルの説明を行い、それをケーススタディーとしてどのように対応すれば良いのかというグループワークを行いました。
最後に、セッション7(午後)では、3日間の研修を終えて「研修を通じて得たこと・変わったこと」「2019年度自己発見と大学生活の学生ファシリテータとしての目標」を1人1分間で全体に対してスピーチを行い、次期活動の意気込みなどを発表し合いました。
3日間の研修を受講した参加者からは、「3日間はハードであったが、学びの深いものになった。4月からの新入生へのサポートを頑張りたい。」「研修を担当してくれた先生方の熱意を感じた。その熱意を受け取り、新入生と接していきたい。」といった意見が聞かれた

中澤助教によるポスターの模擬発表に向けた注意点等の解説
教員との協働に向けたグループワーク
学生ファシリテータによる模擬ポスター発表
実際の授業を想定したアイスブレイクの実践
アイスブレイクの実践に対する全体フィードバック
宮木教授による座談会の目的等の解説
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