神山天文台 平成30年度第4回天文学講座を開催

2019.03.23

2019年3月23日(土)に神山天文台の新中 善晴研究員による第4回天文学講座「望遠鏡で拡大しても見えない星の姿を見るには?」を神山天文台地下1階ホールにて開催し、一般参加者や学生、教職員など約20名が参加しました。

講演では、偏光に関する実験や身の回りで使われている偏光の例を通じて、光の波の性質のひとつである偏光現象について説明されました。また、新中氏らが偏光を用いることで明らかにした、ふたご座流星群の母天体である小惑星フェートンの表面の様子について紹介されました。小惑星フェートンはJAXAのデスティニー・プラス (DESTINY+、2022年打上予定)によるフライバイ探査が計画されており、今後も目が離せない天体です。

参加者からは「偏光を体験する実験が面白かった」「日常生活に偏光がいろいろと利用されていることも分かった」等、様々な声が寄せられました。

講座終了後は、新中氏をはじめ、本学研究員と学生が各テーブルを回ってお茶を飲みながら歓談するアストロノミー・カフェが開催され、終始和やかな雰囲気のなか、交流が図られました。

偏光実験を楽しむ参加者
偏光実験の様子
アストロノミー・カフェの様子
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