「自己発見と大学生活」に参画する学生ファシリテータの研修を行いました

2019.02.08

2019年2月8日(金)、初年次教育センターが運営する、「自己発見と大学生活(1年次春学期開講、2018年度受講生:1,846名)」の2019年度開講に向けて、当該科目の履修者を授業内でサポートしてくれる学生ファシリテータの研修をF工房と協働し、実施しました。
当日は、「自己発見と大学生活」の統括教員である鬼塚初年次教育センター 副センター長/文化学部教授、副統括教員の宮木現代社会学部教授、中澤共通教育推進機構助教と教育支援研究開発センターF工房担当のスタッフが講師となり、第9期学生ファシリテータ44名が参加しました。

研修はセッション1(午前)とセッション2(午後)に分けて実施しました。
セッション1では、鬼塚副センター長からの「自己発見と大学生活の目的と学生ファシリテータの役割を理解しよう」というテーマの説明にもとづき、本科目に参画する学生ファシリテータが、科目の目的を自分なりの言葉で表現できるようになることや、科目の履修者に対して「なぜ学生ファシリテータが必要なのか」を言語化できるように、講義・グループワークを行いました。

セッション2では、科目のカリキュラムに履修者が社会調査法を経験し、その成果としてポスター作成・発表が組まれていることから、社会調査法の仕方やポスター作成にあたっての心構え、履修者をサポートしていくための知識・スキルの獲得を目的に、宮木教授と中澤助教が「ポスターセッションの準備を整えよう」というテーマで、講義・グループワークを行いました。

それぞれのセッションで行われたグループワークでは、自分たちが本科目を履修していた時に本科目のことをどう思っていたのか、何を感じていたのか、また学生ファシリテータはどのように映っていたのか等を振り返り、言語化することで自分たちのこれからの役割などを再確認している様子が伺えました。参加者からは「新入生が少しでも早く大学に馴染むことができるように、しっかりとサポートしていきたい」、「改めて科目の良さを感じることが出来たので、その良さを4月からは伝えていきたい」といった感想が聞かれました。
また、当日は成城大学の職員2名、学生2名が見学に来られ、学生2名については一緒にグループワークに入るなど、大学の垣根を超えた交流が行われました。

なお、本研修は3月にも2日間予定しており(18日、22日)、今回のセッション1・2の内容を踏まえて、学生ファシリテータがポスターを作成し、模擬発表を行う他、教員との協働にあり方について学ぶセッションを実施します。

鬼塚副センター長による科目の目的や学生ファシリテータの役割に関する講義
グループワークでの意見を全体に共有
宮木教授によるポスターセッションの目的についての解説
活発な意見交換・グループワークが行われた
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