第8回 日本大学理工学部・益川塾連携 素粒子物理学シンポジウム開催

2018.11.03

開会の挨拶をする益川敏英塾頭

第8回 日本大学理工学部・益川塾連携 素粒子物理学シンポジウムが、2018年11月3日、4日に本学むすびわざ館において開催されました。
このシンポジウムは、日本大学理工学部物理学科の素粒子論研究室と京都産業大学益川塾が連携し、素粒子物理学の最近の話題を取り上げ、研究報告と討論を行い、研究の進展と研究者の交流を促すことを目的としたものです。
第8回となる今回は、国内から4人の講師を招き開催しました。
3日には、益川 敏英 塾頭が挨拶を行い、今回で8回目となるという歴史を重ねた長きに渡るこのシンポジウムに関して、「よく続いていて感心をしている。このような私学連携の活動は新たに立ち上げるのは難しいので、今後とも何らかの形で是非続けていって欲しい」と述べられ、次の世代への激励の意を伝えられました。
シンポジウムでは九後 太一 副塾頭による講演「真空エネルギーの計算可能性と世界のスケール不変性」、菊地 健吾 益川塾博士研究員による講演「Wess-Zumino模型に対するグラディエントフロー方程式」、上村 尚平 益川塾博士研究員による講演「Large Volume Scenario と F-term uplifting」が行われ、卒塾生による講演も行われました。
招待講師を含め、両日で合計24名による講演等が行われたシンポジウムには、本学益川塾関係者、日本大学関係者および他大学の教員など、約30名が参加し、活発な議論や意見交換が行われ充実したものとなりました。

PAGE TOP