学術講演会 社会脳から心を探る-自己と他者をつなぐ社会適応の脳内メカニズム-開催
2018.10.15
依存症、発達障がい、引きこもり・・心の社会不適応の原因を探る!
日本学術会議は、地域の科学者と意思疎通を図るとともに学術の振興に寄与することを目的として、全国7つの地区会議を組織しています。これらの地区会議は、地域の求める情報に即したテーマを設定した学術講演会の開催や科学者との懇談会、地区会議ニュースの発行などを行っています。近畿地区会議の学術講演会として開催する本講演会では、心理学、脳科学と情報学が融合して切り拓いてきた最先端の社会脳のサイエンスから、社会性の脳内メカニズムを専門家と共に考えます。
社会脳とは、自己と他者、そして社会を結ぶ脳の働きをさします。私たちは社会脳によって他者の心を想像することで、豊かな社会性を育んできました。仲間との協調的な社会生活を営む人間にとって、社会適応を担う脳の働きは重要です。
しかし、その仕組みの一部がうまく働かなくなると、依存症、発達障がい、引きこもりやうつなど心の社会不適応が生まれます。社会脳の研究は始まったばかりですが、不適応の原因を探り、近未来を適応的で創造的な超スマート社会に変えるデザインを提供します。
リリース日:2018-10-15
平成30年 日本学術会議近畿地区会議 学術講演会 社会脳から心を探る-自己と他者をつなぐ社会適応の脳内メカニズム-開催
日時 | 2018年10月20日(土)13:00~17:00 |
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場所 | 京都大学 吉田キャンパス(本部構内) 国際科学イノベーション棟5階 シンポジウムホール |
対象 | どなたでもご参加いただけます(申込不要) |
定員 | 260名(当日先着順) |
内容 | <総合司会・開会の挨拶> 伊藤 公雄京都産業大学現代社会学部教授 (日本学術会議第一部会員・日本学術会議近畿地区会議代表幹事) <開会の挨拶> 三成美保氏(日本学術会議副会長・日本学術会議第一部会員・奈良女子大学副学長) <講演>
「社会脳研究を社会に生かすにはどうすればよいか」コーディネータ: 松井 三枝氏(日本学術会議第一部会員・金沢大学国際基幹教育院教授) <閉会の挨拶>苧阪 直行氏 |
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日本学術会議近畿地区会議事務局(京都産業大学内)
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