むすびわざ講座 馬術コース開催

2018.09.17

9月2日(日)、16日(日)、17日(月・祝)の3日間、京都産業大学総合グラウンド馬場で、生涯学習「むすびわざ講座」馬術コースを開講しました。

本講座は、初心者を対象としたコースで、乗馬体験に加え馬の手入れを行うなど馬との触れあいも大切にした内容で、2節のリズムで走る速歩(はやあし)の際に騎手が馬の動きに合わせて「鐙(あぶみ)に立つ」、「鞍に座る」を繰り返す軽速歩(けいはやあし)の習得を目標としています。

本学体育会馬術部監督、コーチらが講師となり、馬との接し方や馬術用語についての講義を行った後、馬術部員による馬場馬術、障害飛越の演技を鑑賞し、馬術競技の種類などについて学びました。その後、3つのグループに分れて乗馬を行いました。

3日間を通して最初は乗馬、下馬などの基本的な動作を練習し、馬術部員の補助のもと馬に慣れるため馬上体操でリラックスして乗馬する練習や4節のリズムで歩く常歩(なみあし)での歩行、軽速歩を繰り返し練習しました。既に軽速歩をマスターした受講生が、速足よりさらに速度の速くなる駈歩(かけあし)に挑戦する姿もみられました。

乗馬を終えた後には、馬の体を水洗いしたり、ブラッシングして毛並みを整えたり、蹄(ひづめ)にオイルを塗るなど馬の手入れも行いました。また一緒に走った馬へご褒美の野菜や角砂糖などをあげる受講生の姿も見られ、馬との触れ合いも楽しみました。また、3日間とも馬術部員が受講生をサポートし、受講生の質問に答えたり、馬について紹介したりするなどの交流を行いました。

受講生からは、「普段経験できないスポーツを体験できて奥深さを知った」「馬との触れ合いで癒された」「馬術部のインストラクターや学生が丁寧に教えてもらって馬についていろいろ知ることができた」「馬術競技に興味を持ったので試合を見に行きたい」などの感想が寄せられました。

乗馬の基本となる軽速歩を学んだ
腕を回す、身体を倒すなどの馬上体操で準備運動
馬術部監督らの指導のもと乗馬の基礎を体験
馬術部員と一緒に馬の手入れを行った
ニンジンをあげて馬と触れ合う受講生
馬術部員の障害飛越の演技を鑑賞
参加者、馬術部指導者、馬術部員とともに集合写真
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