フィールド・リサーチ(社会安全)受講生、京都市消防局北消防署訪問

2019.09.03

9月3日に京都産業大学法学部フィールド・リサーチ(社会安全)受講生は京都市消防局北消防署を調査訪問しました。初めに消防組織、消防団、予防業務、救命救助業務など、消防活動全般について説明を受けました。特に日本の国際緊急救助隊の一員として、平成29年メキシコ地震時に現地へ派遣された救助隊員の現地救出活動の話に、学生は聞き入っていました。

その後、救助隊(レスキュー隊)による体験活動に参加しました。京都市消防局に一隊しか存在ない「高度救助隊」、紫明高度救助隊隊員の指導の下、消防官志望の学生たちが、消防服・装備着用体験、はしごを利用した高所からの救助体験を経験し、炎天下、汗を流していました。

参加した学生からは「消防の仕事とはただ単に火を消すのだけではなく、火災予防業務、防火の市民啓発活動などがあることが知れて良かった」、「火を消すために一分、一秒を争う仕事である」、「京都市内の勤務だけかと考えていたが、日本や海外の災害現場に派遣されることが知れて良かった」、「消防士官を文献や資料だけで調べるのでは限界があり、実際に活動する消防官の姿が理解できて良かった」という感想が寄せられました。
京都市北消防署の前で記念撮影
消防隊員の説明を熱心に聞く学生達①
消防隊員の説明を熱心に聞く学生達②
授業担当の浦中教授
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