「スポーツと人間形成」で朝日放送テレビアナウンサーの伊藤 史隆さんが講義

2018.06.29

6月29日、共通教育科目の「スポーツと人間形成」で、朝日放送テレビアナウンサーの伊藤史隆さんが講義を行いました。

伊藤さんは、アナウンサーとして高校野球やプロ野球の阪神タイガースの試合の中継などを行っており、スポーツの楽しさや良さを伝えています。この仕事をしていて最も嬉しいことは、スポーツの魅力をたくさんの人たちに伝えられることであり、スポーツを観ることが好きな人に満足してもらうため日々工夫されています。

高校野球の中継や、高校球児たちのドラマを描く番組「熱闘甲子園」の映像を用いながら、その裏側には多くの人が関わって放送が成り立っていることを説明されました。高校野球の中継には、18台のカメラを使って毎回約250人ものスタッフが関わっており、アナウンサーやカメラマン、ディレクター等様々な立場で工夫を凝らして、テレビで観ている人も現地で観ている感覚になるようにしています。

伊藤さんは、日本の人口が減少していることに加え、スポーツを積極的にする若者も減少していることを踏まえたうえで、学生には「学生生活4年間でスポーツの素晴らしさをしっかり感じて色々な立場で良さ、楽しさを伝えてほしい。」と述べていました。

【記事・写真:学生広報スタッフ 村地 美涼(現代社会・2年次)】

野球中継について説明をする伊藤さん
スポーツの良さを伝える楽しさを語る
PAGE TOP