文化学部京都文化学科「京都のものづくり継承論」にて、(株)井筒装束店 井筒 朗氏が講義

2018.06.27

文化学部京都文化学科では、今ある文化について、特に持続的に成長を遂げている都市である京都で、どのように文化が継承され、そして成長しているのかについて学ぶ、「京都のものづくり継承論」(担当:成田 智恵子 先生)を春学期に開講しています。
6月27日の講義では、株式会社井筒装束店の井筒 朗氏をお招きし、「京都の老舗」に関する講義を開催しました。
井筒装束店の歴史は、宝永2年(1705年)に西本願寺前にて開業した法衣業に始まります。現在は株式会社IzutsuMotherを母体とし、井筒法衣店、井筒装束店、井筒授与品店、井筒企画などを経営するグループ会社として多角的な経営を行なっています
講義では、井筒装束店の歴史と変遷、装束が構築する文化、京都においてものづくりをする意味、老舗の役割、今後の未来の産業への継承などについてご説明頂きました。また、京都の老舗の長男としての生い立ちや、家業に携わるまでの学び方、伝統産業への携わり方についてもお話頂きました。
学生は興味津々の様子で、真剣に聞き入っていました。
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