英語で京都文化を発信~「サマーキャンプ」の授業で、「天龍寺と嵐山」フィールドワークを実施~

2018.06.09

文化学部京都文化学科では、京都文化を英語で発信する実践的な授業「サマーキャンプ」(担当:ペレッキア ディエゴ 准教授)を開講しています。「天龍寺と嵐山」をテーマとした今年度は、10名の学生が受講し、実際の観光ガイドに向け準備を進めています。
天龍寺前で打合せ
6月9日(土)、彌榮(ヤサカ)自動車株式会社で観光タクシードライバーとして、外国人観光客の対応で活躍されている、本学卒業生の山﨑 夏子氏(2014年文化学部国際文化学科卒)をゲスト講師にお招きし、英語による観光ガイドの実地研修を行いました。
天龍寺は1345年、夢窓疎石によって建立され、法堂の「雲龍図」と疎石が設計した庭「曹源池庭園」で広く知られています。また、みどころ豊富な天龍寺は、京都禅寺の五山の第一位となり、外国人へ「お寺」と「日本庭園」を紹介するのに理想的な場所と言えます。
今回のフィールドワークでは、山﨑さんによる天龍寺のみどころの説明の後、それらを実際に英語で案内するための方法とコツを教えて頂きました。参加した受講生たちは、天龍寺の歴史と美術だけではなく、嵐山で観光案内するための計画(内容、移動、食事、など)を学びました。
天龍寺を拝観した後、嵐山の有名な「竹林」を通り、保津川に面している、千光寺を訪ねました。近年、京都を訪問する観光客の数は増加していますが、千光寺は比較的まだ知られていないお寺であり、参加した受講生たちは、穏やかな空気の中、嵐山の眺めを楽しみました。
観光案内のコツを伝授していただきました
千光寺にて、穏やかな時間を過ごしました
7月に実施される「サマーキャンプ」本番では、10名の外国人留学生に対し、受講生たちがマンツーマンで天龍寺と嵐山を案内する予定です。
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