「スポーツと人間形成」で水泳飛び込みソウル五輪代表浅田雅子さんが講義

2018.05.25

5月25日、「スポーツと人間形成」で水泳飛び込みソウル五輪(1988年)代表の浅田 雅子さんが講義を行いました。自分の経験を通してのスポーツと人生の関わり方や影響について説明しました。

浅田さんは、小学校6年生の時から飛び込み競技を始め、引退するまでの19年間という長い競技人生を振り返りました。中学生・高校生の頃は、コーチに言われるがまま厳しい練習を積み重ね、死ぬ気になれば何でもできるという自信を身につけられたそうです。大学進学後、技術力の向上を目的とした海外留学先で出会った仲間に「何のために競技をしているのか?人生設計を立てたことがあるのか?」と問いかけられたことで、自分の人生とは何かと自分自身をしっかり見つめ直すきっかけになりました。この気づきが無ければ、飛び込み競技は続けられなかったと語られました。

現役引退後は、「何か伝える仕事・指導者になりたい」と志し、高校教員を経て、実家のスポーツクラブを継ぎました。現在はその経営に加えて、社会貢献事業を立ち上げたり、ダンスやマラソン、トライアスロンといったスポーツを新たに始めたりと、浅田さんの挑戦は今も続いています。

【記事・写真:学生広報スタッフ 村地 美涼(現代社会・2年次)】

飛び込み競技の経験を話す浅田さん 
学生に質問を投げかけられた
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