葵祭 文化学部 京都文化学科生が「斎王代」をかつぐ「輿丁役」を務めました!

2018.05.15

文化学部京都文化学科「京都文化演習」および「京都文化基礎演習」(担当:笹部 昌利 助教)の受講者8名が、5月15日、葵祭に参加しました。
王朝の伝統、風俗を今に伝える葵祭は、上賀茂神社と下鴨神社の例祭で、御所車、勅使、供奉者の衣冠など、全てを葵の葉で飾り、天皇からの使者である勅使が上賀茂、下鴨の両社に参向する「路頭の儀」が祭り最大の見どころです。
事前学習にて葵祭の概要を学ぶ笹部ゼミの学生
本学からは、調度品を運ぶ「白丁役」(はくちょうやく)へも学生が参加していますが、文化学部京都文化学科から、行列の主役といえる「斎王代」を担ぐ「輿丁役」(よちょうやく)への参加・奉仕をおこなっています。
参加学生たちは、5月1日に行われた事前学習にも参加。昨年度参加者の話を聞き、葵祭の概要を学びました。
快晴に恵まれた当日、斎王代を乗せた御腰輿(およよ)は、10時45分に禁裏御所清所門を出立。参加学生の緊張した面持ちと立ち振る舞いから、いにしえより続く京の伝統文化を自分たちが継承しているのだという強い自負心が感じられました。12時に下鴨神社に到着。31度を計測した厳しい暑さと日差しから、多少疲れが見られましたが、15時30分、斎王代を乗せて、無事、上賀茂神社に到着しました。
京都御所を出発する輿丁役学生
河原町今出川付近にて
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