「スポーツと人間形成」で元MLBボストン・レッドソックス 川畑 健一郎さんが講義

2018.05.11

5月11日、元MLBボストン・レッドソックス選手の川畑健一郎さんが共通教育科目の「スポーツと人間形成」で講義を行いました。

川畑さんは、高校時代に春の選抜高校野球大会で優勝を飾り、日本人初の高校卒業後すぐにレッドソックスと契約を結ぶという経歴を持っています。高校時代やレッドソックスでの選手時代、選手引退後のサラリーマンとしての経験を通して、「一流選手と自分では何が違ったのか」ということについて話をしました。

川畑さんは、一流選手と自分の違いは「時間を無駄にせずにコツコツ努力する」ことができたかできなかったかだと述べていました。川畑さんはレッドソックス時代に「自分は日本人だから」、「英語が話せないから」と言い訳ばかり探してしまい、一流選手ほど努力できていなかったと振り返りました。しかし、日本に帰国後、一般企業で働くようになってからは、目標を明確にして諦めずコツコツ努力をすることで営業成績が上がっていくようになりました。努力するためには、知らないことに対して「教えてもらってもいいですか」と聞くこと、周りの目を気にすることなく、今何ができるのを考えることが必要だと述べていました。

最後に川畑さんは、学生に対して、尊敬する人のことを真似て吸収できるものは吸収してほしいと伝えました。そして、自分でできるようになると言いきり、できるまで頑張ることが大切であり、努力し続ければ自ずと周りの人が手助けしてくれると述べられました。

【記事・写真:学生広報スタッフ 村地 美涼(現代社会・2年次)】

レッドソックス時代の話をする川畑さん
コツコツ努力することの大切さが伝えられた
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