平成30年度第1回新任教員研修会を開催しました

2018.04.25

4月25日(水)、教育支援研究開発センター主催「平成30年度第1回新任教員研修会」を開催し、新規採用教員17名を含む本学教職員28名が参加しました。今回の新任教員研修会では、1.京都産業大学の教育の特色や学生の特徴についての情報を共有すること、2.研修会をきっかけとした教員同士の対話を今後の授業展開・教育活動に活かすこと、3.学内教員間のネットワーク構築をはかることを目的に実施しました。
大西 辰彦 副学長の開会挨拶の後、福井 唯嗣 副センター長および津野 十紫 事務長補佐が「京都産業大学の教育の特色」をテーマに、本学の建学の精神およびそれを踏まえた現在の教学の理念を紹介するとともに、昨年度行われた全学および学位ごとの3つのポリシーの改定経緯、教育の質保証に向けた本センターによる様々な取り組みについて説明しました。
引き続き情報提供パートでは、教学センター 障害学生教育支援担当 柴田 佐代子 氏、情報理工学部 秋山 豊和 教授により、「本学教職員による実践報告~障害学生と向き合うために~」をテーマに、障害のある学生への対応と向き合い方、授業運営で工夫している点等についての実践事例が紹介されました。
その後、佐藤 賢一 センター長進行のもと、新任教員が8グループに分かれ、意見交換会を行いました。障害学生個々の状況に応じた対応・配慮の重要性とともに、予想される様々な場面において教員がどのように対応するべきか、そのために必要となる専門知識とは何かについて議論が交わされました。
さらに、事前質問で寄せられた「授業の運営方法に関する悩み」「学生の関心を引き出すためのアイデア」についても、映像資料の活用やグループワークの技法など、情報共有が行われました。
研修会終了後は希望者を対象にした施設見学を実施し、学生の授業外学習を促すために設置された施設・学習支援機能等(F工房、サギタリウス館グローバルコモンズ、雄飛館ラーニングコモンズ)を紹介しました。
「京都産業大学」の教育の特色、取り組みの説明
障害学生との向き合い方、授業運営の工夫等について実践事例を紹介
授業運営に関する疑問・悩み、アイデアを共有
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