京都産業大学の教員・卒業生らが講師として協力!井手の名水・お茶・お花に関する「まちの魅力体験講座」を開催

2018.03.12

京都産業大学では、京都府綴喜郡井手町と包括協定を締結し、「井手町応援隊」の学生らが町内の空き家を回収した「むすび家ide」を拠点に、地域活性化の活動を行っています。今回は、「むすび家ide」生涯学習講座として開催される井手町主催のイベントにおいて、本学の教員や卒業生らが講師として協力し、小野小町や紫式部などが和歌に詠んでいる井手の「玉川」に着目し「水」をテーマに、名水(利き水)、お茶(茶かぶき)、お花(いけばな)に関する3つの体験講座を行います。

リリース日:2018-03-12

京都府井手町で「まちの魅力体験講座」開催

日時 2018年3月17日(土)
①13:00~14:00 ②14:15~15:15 ③15:30~16:30
場所 井手町応援拠点「むすび家ide」(京都府綴喜郡井手町宮ノ本97-1)
内容 体験講座①
「井手の名水を知る」(利き水体験)
講師:京都産業大学 現代社会学部 鈴木 康久 教授
体験講座②
「お茶の魅力を感じる」(茶かぶき体験)
講師:宇治茶師かねまた五代目 谷口 郁男氏(本学経営学部1980年卒業)
体験講座③
「井出の玉川を生ける」(いけばな体験)
講師:華道嵯峨御流 総司所 石川 利佳甫 教授 

イベント実施の背景

京都産業大学と京都府綴喜郡井手町は、2013年8月に連携協力に関する包括協定を締結。相互の人的、物的、知的資源を活用し、地域社会の発展と人材の育成を図ることを目的に、教育・研究を通じた地域振興やまちづくりの推進、文化・教育の振興など大学が有する幅広い分野について、包括的な連携協力を行っています。

体験講座①「井手の名水を知る」(利き水体験)

井手町に伝わる「玉水井」、「玉井」、「蛙塚の水」、「六角井戸」などの伝承についてお話します。また、名水、水道水、ヨーロッパの硬水などの「利き水体験」も行います。
講師:京都産業大学 現代社会学部 鈴木 康久(みちひさ) 教授
博士(農学)。カッパ研究会世話人。琵琶湖・淀川流域圏連携交流会副代表幹事。専門は、河川や井戸に関わる「水文化」。著書に「水が語る京の暮らし」、「京都鴨川探訪」、「京都宇治川探訪」、「京の水案内」、他。

体験講座②「お茶の魅力を感じる」(茶かぶき体験)

お茶の京都」から世界に伝えたいお茶の魅力をお話します。また、玉露、煎茶など、お茶の種類を当てる「茶かぶき体験」も行います。
講師:宇治茶師かねまた五代目 谷口 郁男氏(本学経営学部1980年卒業)
京都府宇治田原町生まれ。地元宇治田原町産のお茶を扱う、かねまた店主 5代目。宇治田原町地域づくり団体 21お茶のふるさと塾塾長。京都府農業会議ふるさとセンター企画運営委員。祇園祭太子山・荷茶屋巡行お茶頭役。京都新聞の「やましろ随想」を2009年4月から連載中。茶道遠州流会報誌「遠州」にて「お茶の不思議」18回連載執筆、他。

体験講座③「井出の玉川を生ける」(いけばな体験)

嵯峨御流に江戸期から伝わる山吹等を使ったいけばな「玉川」の生け方を 伝授いたします。また、参加者が桜や春の花を用い、玉川のイメージを花を生ける「いけばな体験」も行います。
講師:華道嵯峨御流 総司所 石川 利佳甫(りかほ) 教授
華名:佳照院 堯芳斎(かしょういん ぎょうほうさい) 石川利佳甫。
華道 嵯峨御流 総司所教授。元嵯峨芸術大学非常勤講師。学区内新聞(月 刊)「きょうごく」に「葉っぱ星人の京極はなごよみ」を平成20年より連載中。市比賣(いちひめ)神社 ひいな祭、重陽祭 献花。御霊神社「いちはつを守る会」世話人、他。
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