京都産業大学文化学部 国際シンポジウム「日本とイタリアにおける国民形成」開催

2018.03.09

3月14日(水)、京都産業大学文化学部主催の国際シンポジウムを開催します。本学の宮川 康子教授、倉科 岳志准教授、ナポリ・フェデリーコ2世大学の教授による報告後、ディスカッションを行います。

京都産業大学文化学部は2000年4月の開設以来、国際的視野に立って、豊かな教養と判断力を持つ人間の養成に努めてきました。近年のグローバル社会では、多様な文化や価値観の理解がますます不可欠になっています。日本とイタリアは、イギリスやフランスよりも遅れて国民形成を行い、いずれも権威主義的体制に陥ったという点で共通点を持っています。ただ、その国民形成過程、自由主義崩壊の軌跡、ならびに権威主義体制の性質は異なります。本シンポジウムでは、日本とイタリアの国民形成過程に関して、同時代知識人の思想分析を通じ、両国が抱えた問題を比較・解明します。

リリース日:2018-03-09

京都産業大学 文化学部主催国際シンポジウム「日本とイタリアにおける国民形成」

日時 2018年3月14日(水)14:00~17:00
場所 京都産業大学11号館11304教室(京都市北区上賀茂本山)
対象 本学学生、一般の方も聴講可 (使用言語英語)
参加費 入場無料、事前申込不要
内容 【報告】
①宮川 康子(京都産業大学文化学部教授)
「ネイションによる歴史の専有:日本における歴史叙述の問題」
②倉科 岳志(京都産業大学文化学部准教授)
「史家としての松本清張:二・二六事件の意義について」
③マルコ・メリッジ(ナポリ・フェデリーコ2世大学)
「リソルジメント再考:1860-2015年におけるイタリアの国民形成に関する史学史」
④マウリツィオ・グリッフォ(ナポリ・フェデリーコ2世大学)
「アドルフォ・オモデーオ:第一次世界大戦とリソルジメント」
【ディスカッション】
お問い合わせ先
京都産業大学 文化学部事務室
〒603-8555 京都市北区上賀茂本山 11号館1階
Tel.075-705-1941

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