経済学部 菅原ゼミが愛媛県今治市を訪問

2018.02.27

2018年2月26日・27日、経済学部の菅原ゼミ2年次生が演習Ⅰの学外実習として愛媛県今治市役所を訪問しました。当日は、今治市総務部、産業部、福祉健康部、企画財政部の方々を前にして、ゼミ生が今治市の人口および観光客数の推移と産業、子育て、観光などの政策に関する質問をプレゼンし、それを基に政策形成の背景にある考え方や、実施にあたってのご苦労などについて職員の方々のお話を伺うことができました。
参加した学生の感想は以下のとおりです。

  • 今回の学外実習を通して今治市役所の方に直接お話を伺ったことで、よりリアルな今治市の財政状況や政策を学ぶことができました。授業内で調べて終わるのではなく、現地に自ら足を運ぶことで、今治市が力を入れている事業や観光を財政学的な視点から実際に感じることができ、演習Ⅰの内容をより深く理解する事が出来ました。
  • ・今治市総務部調整課の方とプレゼン内容や時間、プレゼン発表に参加していただきたい課などを事前に連絡を取り合い決めていきました。市役所の方とメールのやり取りをすることにより、正しいメールの仕方を覚えることができ、とても貴重な経験ができました。
  • 今治市の疑問点や質問を現地の方に直接お聞きすることができて、とても貴重な経験をさせていただきました。
  • 市役所やその中で働いている人達を実際に生で見ることができて、とても貴重な体験ができたと思いました。
  • 市民や観光客のために、今治市は沢山の予算や工夫を凝らしているのだと知り、今回お聞きした、子育て政策や観光事業を考えることは大変なことだと感じました。
  • 今治市を訪問して職員の方にお話を聞くと、子育て支援に関する政策がたくさんあることがわかりました。例えば、親が相談できる場所をつくることを地方自治体が行なっているのはすごいなと思いました。また、実際に市役所の方がどのような仕事を行なっているのかを直接知ることができ、自分の将来の参考になりました。
  • 今回の今治市役所訪問は、現在今治市が抱えている課題に取り組んでいる方々の生の声を聞くことができる本当に貴重な体験だったと考えています。この生の声は、私の市が抱えている課題を解決するにはどのような政策を実施すればよいのかを考える上ではとても参考になったし、とても有意義な時間を過ごせました。
  • 実際に市役所に入ることは初めてだったので、見るもの聞く音全て新鮮に感じました。また、これをしていれば大丈夫という完璧な政策というのはなかなか難しく、その中で試行錯誤してらっしゃる様子にやりがいがあるのかなと感じました。
  • プレゼンだけでなく、市役所の方との日程調整や移動手段、宿泊施設の確保などをゼミ生で協力して行ったことも良い経験になりました。
  • 今回のゼミツアーを通して、今治市について調べていく段階で自分の住んでいる町と抱えている問題点が似ていると感じました。子育て支援政策について強く取り組んでいる印象で、特に予算の10%以上を占めているところに驚きました。例えば、マザージョブサポートやMy保育園事業などの母親に対して支援する政策が特に充実していると思いました。お話を伺う中で、今治市が合併をした後の保育園料や介護料の対応など、調べていく段階では思いつかなかった事を知る事が出来ました。また、子育て支援政策が定住にもつながるとの現場の意見も聞くことが出来て、とても参考になりました。将来の自分の住んでいる町に貢献したいと考えているので、市役所の職員の方のお話を伺えた今回のゼミツアーは有益な経験になりました。今後の演習Ⅱ・Ⅲの活動の発展に繋げていきたいと思います。
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