社会安全・警察学研究所×警察大学校警察政策研究センター シンポジウム「児童虐待事案への刑事的介入における多機関連携」開催

2018.02.14

京都産業大学社会安全・警察学研究所は、科学技術振興機構・社会技術研究開発センター(JST・RISTEX)によって採択された研究開発プロジェクトの研究成果の一部を中間報告するシンポジウム「児童虐待事案への刑事的介入における多機関連携」を、警察大学校警察政策研究センターと共催で開催します。

近年、児童虐待等の人身安全関連事案に対する警察の捜査実務が大きく変化しており、次の犯行被害防止が最重要視されています。また、この種の事案に対応するにあたって、被害者を的確に保護するための多機関連携が重要性を増しています。そこで、当研究所では、警察と関係機関との連携がより容易かつ円滑に進むことを目指し、警察がどのような場合にどのような要素を考慮して刑事事件としての介入を行うのかを明らかにするとともに、関係機関側が警察の介入の内容や意図を理解し予測した上で実践的な問題の解決に当たるには何が必要かを解明するため、調査研究を行って参りました。
本シンポジウムは、この調査研究の成果を報告するとともに、児童相談所と検察において多機関連携を推進してきた実務家と司法面接の指導的研究者を招いて、それぞれの指導理念を明らかにしてもらい、同時に現場からの実践報告を合わせて、今後の警察捜査の在り方・他機関との連携の在り方を考察します。

リリース日:2018-02-14

社会安全・警察学研究所×警察大学校警察政策研究センター シンポジウム
「児童虐待事案への刑事的介入における多機関連携」

日時 2018年2月22日(木) 13:30~17:20
場所 グランドアーク半蔵門3階「華」(東京都千代田区隼町1-1)
主催 京都産業大学社会安全・警察学研究所/警察大学校警察政策研究センター
詳細 【基調報告】 田村 正博(京都産業大学教授)
「児童虐待事案における警察の刑事的介入の現状と課題」
報告① 岡 聰志(元横浜市南部児童相談所長)
「児童相談所と警察の連携~児童相談所調査を踏まえて」
報告② 仲 真紀子(立命館大学教授)
「子どもの司法面接・協同面接の現状と課題」
報告③ 酒井 邦彦(元広島高等検察庁検事長)
「児童虐待事案への検察の対応~他機関との連携を中心に」
【パネルディスカッション】
コーディネーター 北村 博文(警察政策研究センター所長)
パネリスト
滝澤 依子(警察庁少年課長)
増井 敦 (京都産業大学准教授)
上記報告者
申込方法 事前申込制 ※2月16日(金)締切 参加費無料 申込先
お問い合わせ先
警察庁 総務課 広報室
Tel.03-3581-0141
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