難関! 実験動物一級技術者の資格認定試験に総合生命科学部の学生9名が合格!!

見事合格を果たし、合格通知を手にした9名

公益社団法人 日本実験動物協会では、動物実験に関する高い知識・技術を持つ専門家を実験動物一級技術者として認定しています。

この実験動物一級技術者試験は、大学生ではかなり難関とされ、1次試験(学科試験)及び2次試験(実技試験)に合格することが必要です。

総合生命科学部 動物生命医科学科では、1次試験を合格した13名が第2次試験を受験。その結果、9名が合格しました。

コメント

木下 玲菜さん (総合生命科学部 動物生命医科学科・3年次)

合格した感想

まずは、受験をして無事に合格できたことを心より嬉しく思います。
初めは動物実験への理解が足らず、単に動物がかわいそうという思いと上手くやる自信がないということだけで受験しないつもりでいました。しかし、講義で動物実験がどのように役立っているのかを学び、実習で実験動物に触れていくうちに、資格を取ってこの技術を生かした仕事に就きたいと思うようになりました。

受験で苦労したこと

受験を決めてからは空き時間や部活のない日を全て勉強に当てて学科試験を突破し、実技の練習では動物たちの命が無駄にならないように、毎回成長していこうという気持ちをもって取り組みました。それでも行き詰まることがありました。そんな時に指導し、助けてくださった先生や先輩方、また、外部から来てくださった専門の先生方のおかげで合格する力を得ることができたと思います。本当にありがとうございました。

今後に向けての抱負

この受験を通して、努力は人を裏切らないということや、支えてくれる人の温かさを改めて実感することができ、技術者としての成長だけでなく、人間としても成長できたのではないかと思います。将来は、この資格と技術を活かせるような仕事に就き、人や動物の役に立ちたいと考えています。

総合生命科学部 動物生命医科学科 学科主任 齋藤 敏之 教授

難関な試験に本年度9名の合格者を出すことができました。学生さんの努力と教員の指導・助言が実を結びました。この資格を得た学生さんは、専門知識や技術にさらに磨きをかけ、今後の研究などに生かして下さい。
来年度以降も、後輩となる学生諸君がこの資格にチャレンジすることを願っています。
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