法学部 法政策基礎リサーチ報告会

2018.01.10

「法政策基礎リサーチ」(法政策学科1年次秋学期配当)のクラス合同発表会(Change Makers Summit)が1月10日(水)、13号館1階の各教室において開催され、全29チームが参加しました。

法政策基礎リサーチでは、政策についての基礎知識をレクチャーを通じて理解するとともに、グループ学習によって調査分析する力、対策案をデザインする力、コミュニケーションの力を習得します。問題を解決してより良い状況を作り出す「変革者(Change Maker)」となるための基礎的な能力を身につける科目です。 また、1クラスあたりに5~9名ほどの先輩学生であるSA(スチューデント・アシスタント)が受講生の学習を支援するのも大きな特徴です。

この日は4つのクラスの合同発表会をポスターセッション方式で実施しました。受講生の半分が自分の班のポスターの前に立ち、調査した現状と問題点、政策提言について発表をします。残りの半分の受講生のほか、ゲスト評価者として法学部の教員や学内の職員、さらに多数の法学部の先輩学生たちがポスター発表を聞き、質問をします。これを交代で12ターン繰り返すことで、自分が所属するクラス以外の発表に触れて質疑応答をすることが可能となります。

およそ3時間の間、会場のあちこちで熱のこもった発表、質疑応答の声が響き渡りました。表彰式では、「琵琶湖の魚を守ろう!」をテーマに立案して最優秀賞を受賞した焦先生クラス5班の関戸このかさん、刀根敬介さん、中島楓香さん、中畠有咲さん、吉越太一朗さん(すべて1年次)のチームの他、最多得票賞、優秀賞、SA賞などの受賞チームに表彰状が授与され、盛況のうちにサミットは終了しました。

学生からの感想

  • クラス内発表を受けて改善して発表に挑んだが、いろんな人からみられると指摘されることが多かった。
  • 常に改善の余地があることに気づかされた。
  • PDCAはいろんなことに必要だと思ったし、実行しようと思った。
  • 最初は人前でしゃべるのに緊張したが、次第になれて上達できたと思う。他のクラスの発表も聞けて視野が広がり面白かった。
  • 聴いている人との距離が近いために表情がよく見えた。だから、どういったところが伝わっていないのか、どこが納得してもらえたのかを、見て分かることができた。

その他の主な立案テーマ

  • 中学校におけるいじめ問題
  • 若者の投票率の向上策
  • ITによるまちおこし
  • 大阪の学力を底上げしよう!
  • 琵琶湖の環境問題
  • IR(統合型リゾート)は導入されるべきか?
  • リニア新幹線は(奈良ルートと京都ルート)どこを通すべきか?
  • 高齢者のゴミ出し問題
  • 宅配便の再配達問題
  • 待機児童問題
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