国際文化学科「文学・芸術文化概説B」で詩人・平田 俊子氏が講義

2017.12.26

詩の朗読を聴く平田氏
12月26日(火)、文化学部国際文化学科開講の「文学・芸術文化概説B」(担当:中 良子 教授)において、ゲストスピーカーとして詩人の平田 俊子氏をお招きしました。
平田氏は、京都での大学時代に本格的に詩を書き始め、思潮社が募集した第1回現代詩新人賞に応募し、「鼻茸について」などの詩で受賞。その後も、『(お)もろい夫婦』『夜ごとふとる女』『ターミナル』など次々に詩集を出版し、数々の賞を受賞されています。
学生による詩の朗読 
講義冒頭では、第26回紫式部文学賞を受賞した詩集『戯れ言の自由』から「『イラッとする』にイラッとする」を受講生有志が朗読しました。自分の書いた詩を聴くのは新鮮で嬉しいと、平田氏は微笑んでいました。
講義では、平田氏が小学生の時に初めて詩の面白さに目覚めることになったという草野 心平の詩やご自身の詩を朗読されて、それぞれの詩の表現についてくわしく解説されました。また詩を書かれたときのエピソードや、詩を書くときに心がけておられることなどもお話しくださいました。朗読を聴いた受講生たちは、情景を思い浮かべながら聴き入っていました。
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