経済学部 WLBセミナーを実施(12月21日)

2017.12.21

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トピックス教育経済学部
経済学部WLBセミナーの特別企画を、本学の学部生、院生、教職員にも聴講対象を拡大し、ダイバーシティ推進室の協賛により公開授業として実施しました。地域のための介護保険事業等にご夫婦でご尽力されつつ、プライベートでも『育児×介護×仕事』の同時進行を経験された 合同会社 らいふ&すたいる 山下 智子氏、山下 茂氏を講師にお迎えし、「子育てと介護の同時進行、幸福感が両立の支えに」をテーマに講義をいただきました。
はじめに、ダブルケアとは、子育て(原則として6歳まで)と介護が同時進行している状態のことを指し、複数世代が一緒に暮らす大家族では普通のことであったが、少子化、核家族化、女性の社会進出、晩婚化など生活の変化により、ダブルケアが深刻な問題となってきていることを指摘されました。平成28年4月に実施された内閣府調査では、ダブルケア人口は約25万人で、30~40歳代がその8割を占めているそうです。
講師の家庭は10年間、ダブルケアの状態にありました。妻の父の介護と併行して3人の子どもの出生、育児があり、子どもの出生前後には、妻の父が介護施設のショートステイを利用するなどして、両立の工夫を重ねてこられました。
講師は、介護も育児も仕事も一体化させ、仕事も生活の一部と考える「ライフワークブレンド」を提唱し実践してこられ、ダブルケアが終了した現在は、その相談窓口の必要性を痛感し、「日本ワークライフブレンドの会」の立ち上げを計画中だそうです。
講義では、受講者からの質問に答える形で、夫婦間やきょうだい間のコミュニケーション、福祉サービスの利用、趣味の時間の確保など、両立のための具体的な工夫が紹介され、介護も育児も仕事も全てに100%を求めないことを両立のコツとして教えていただきました。
講座の様子
講師:(左)山下 茂氏、(右)山下 智子氏
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