英語講義FDワークショップ開催

2017.12.06

教育支援研究開発センター主催の「英語講義FDワークショップ」を、12月6日(水)15号館15102セミナー室にて開催し、教職員23名が参加されました。
本ワークショップは、2014年度から毎年理系学部の英語講義科目をとりあげて行ってきましたが、今年度は理系に限らず全学の様々な英語講義について、「英語関連講義科目実施のための情報交換」をテーマに、事例発表とディスカッションの2部構成で行いました。
第1部では、田中寧経済学部教授、足立薫現代社会学部准教授、佐藤賢一総合生命科学部教授から、科目概要や、履修者の属性、使用している教材、工夫している点などの事例発表をしていただきました。履修学生や到達目標が異なる様々な事例の紹介、また、本学のGJP科目に関する説明もあったことから、参加者からは「広く話が聞けてよかった」などの感想が聞かれました。
第2部では、第1部の事例発表を踏まえたグループディスカッションが行われ、事例発表を聞いた感想や、自分の英語講義における悩みを共有する時間になりました。教材の工夫、専門知識と英語力の修得のバランス、事例発表以外の英語講義の事例の共有など、様々なトピックについて意見交換が行われました。参加者からは「他学部の教員と意見交換ができたため、様々な英語講義の実態を知ることができた」などの声が寄せられました。
今回のワークショップは全学的に英語講義について考える初めての機会であったため、参加者からは「このような場をもっと増やしてほしい」「教員同士がサポートし合える良い機会である」などの意見があり、本学での英語講義の情報交換の場のニーズの高さが伺えました。
佐藤賢一教育支援研究開発センター長(左奥)による開会挨拶
田中寧経済学部教授(右奥)による事例発表
日英の言語で行われたグループディスカッション
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