現代社会学部 濱野強教授の健康増進のためのプロジェクトに注目が集まる!!

2017.11.20

小豆島の北西部に位置する香川県土庄町では、健康増進のためのプロジェクトが行われています。これは、本学部健康スポーツ社会学科の濱野強教授が中心となり始動したプロジェクトで、このプロジェクトが毎日新聞に取りあげられました(*)。

土庄町は65歳以上の高齢者の人口が多く、坂が多いなど島独特の環境も起因し、日頃の運動時間が全国平均を下回っています。運動不足は病気を引き起こし、医療費の増加にも繋がることから、この状況を改善すべく、プロジェクトでは町民に運動の習慣化を促す取り組みを実施しています。

9月下旬に町内各地区で体を動かす運動教室を開き、今月4日~5日には町内の祭りに合わせて町民体力測定を実施しました。町民体力測定では、例年は20名ほどの参加者でしたが、今年は約170名が汗を流すなど、健康増進の機運も高まっています。

今後は更に、運動教室へ参加するとポイントが付与され、獲得したポイントで町営トレーニングジムなどの公的施設を使用できたり、地元のハモや野菜などと交換できるような試みも検討中。また、プロジェクトには学生も交え、運動不足解消の解決策を一緒に考案していくことも予定されています。

*毎日新聞11/6(月)大阪夕刊に掲載

運動教室の様子①
運動教室の様子②
体力測定の様子。写真は急歩の測定シーン
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