マラード宇宙科学研究所サイエンス実習実施報告会を開催しました

2017.10.18

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トピックス研究理学部

10月18日(水)の5時限目に、理学部マラード宇宙科学研究所サイエンス実習(9月7日~17日)の報告会を実施しました。このプログラムに参加した理学部の3名の学生が、イギリスで実施された留学プログラムについて発表しました。

この留学プログラムは主に、3日間のロンドン市内社会研修、5日間のマラード宇宙科学研究所での研究とその期間中のホームステイから構成されています。
まず、ロンドン市内社会研修は、英語を駆使して、自分たちの力でロンドンに滞在することが目的で、学生たちは日本とは違う飲食店での料理や電車のこと、訪れた市場や天文台・博物館のことなど魅力的に感じた物事について、写真とともに紹介してくれました。研究所での本格的な実習を前に、この研修をとおして英語への肩慣らしができたようです。

5日間のマラード宇宙科学研究所での研究は、学生1人に対して研究所の大学院生1人が指導担当となり、その大学院生の研究の一端を体験する形で、学生それぞれが全く違うテーマの研究(火星表面の変化、宇宙磁場、彗星のダストの尾)に取り組みました。
研究内容に関しては、エクセルでの画像データ整理やプログラミング等を行い、地道な作業の多さに驚いた学生もいました。実習中は、指導担当の大学院生や周りの研究者の方々がとても暖かく対応していただいたおかげで、気軽に何でも質問できたようです。更には、大学院進学を目指している学生に、指導担当以外の大学院生や研究者を紹介してもらうなどの交流もあったようです。また、研究所で開かれたセミナーに参加をしたり、土星探査機「カッシーニ」の最後の瞬間を見届けることができたりと、この場でしか体験できない貴重な体験もしてきました。
最終日にはそれぞれが研究成果のプレゼンテーションを英語で行い、堂々とした発表を行うことができたようでした。

報告会の最後に、今後の自分たちの課題や後輩たちへのメッセージについても語られ、プログラムをとおしての経験は将来を考えていく上で、とても良い機会になったことをうかがい知ることができました。

また、おまけとして、台風18号の影響により丸一日香港での滞在を余儀なくされましたが、何とか乗り切ったことも話してくれました。予想をしていなかったこととはいえ、このようなトラブルへの対応を経て、一回りも二回りも成長した参加者の姿を見ることができました。
専門や語学面での勉強はもちろん大事で、日本でも様々なことに取り組むことができます。しかし、ホームステイや研究所での人との関わりといった現地でしか味わえない経験をとおして、自ら積極的に挑戦する大切さを、このプログラムで身に付けてきたようでした。日本ではできない体験や経験をすることがこのプログラムの重要な目的の1つですが、その事を学生が自ら感じ取れたことが分かり、報告会を通じてこのプログラムが意義のあるものであったと感じることができました。

ホームステイでの体験を話す参加者
参加者が取り組んだ研究について説明
実習に参加した学生達
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