京都文化学科「おもてなし文化論」で
旅館「柊家」女将 西村 明美氏が講義

2017.10.18

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トピックス文化芸能文化学部
京都文化学科では、「おもてなし文化論」(担当:吉澤 健吉 教授)を秋学期に開講しています。この授業では、茶道、華道、老舗旅館、料理屋、ホテルなど各界の第一線で活躍する方々をゲスト講師として招き、歴史と伝統に育まれた「京都のおもてなし」について生きた教訓を学びます。
西村氏と吉澤 教授による対談
10月18日(水)は、老舗旅館「柊家(ひいらぎや)」女将(おかみ)の西村 明美氏をゲスト講師にお招きしました。
「柊家」は、1818年創業の京都を代表する老舗旅館で、ノーベル文学賞を受賞した作家 川端 康成が愛した旅館として知られています。長い歴史の中で、社会の変遷に伴い、その都度形態を変えながら、京都を訪れる人々に安らぎを与え続けています。
おもてなしの心を受講生に説明する西村氏
講義はまず、西村氏と受講生が向かい合い、一礼をしてスタート。「柊家」の歴史やおもてなしの心について、玄関にかかる書で、柊家のモットーである「来者如帰(らいしゃにょき)」を例に、来られたお客様が我が家に帰ったようにくつろげること、と指摘。言われる前に相手の心をくむことこそが「おもてなし」の精神であると、ユーモアを交え、温かい口調で説明しました。200年近い歴史を持つ「柊家」ですが、近年はアジアを中心とする海外からのお客様が増え、旅館に求められるものも変わってきているといいます。しかし、時代は移り変わっても、旅館の良さは残しつつも、新館を建てるなどお客様のニーズに合わせることで、どれだけお客様と心を通わせられるかを意識することが大切だと話しました。また、西村氏は、「おもてなし」とは奥が深く、何年も年を重ね作りあげるものであると説明。第一線で活躍する女将の生きた教訓に、受講生はすっかり魅了されていました。
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