特別対談シリーズ「マイ・チャレンジ」彬子女王殿下(本学日本文化研究所専任研究員)

2017.07.04

2017年7月4日(火)、京都産業大学神山ホールにおいて、京都産業大学特別対談シリーズ「マイ・チャレンジ 一歩踏み出せば、何かが始まる!」が開催されました。

本企画は若い世代が自分の可能性を信じ、一歩踏み出すことの大切さに気付くことを願い、2016年1月から開始されたシリーズ企画で、今回で7回目を迎えました。
今回は、本学日本文化研究所専任研究員の彬子女王殿下をゲストにお招きし、第1部では「石橋を適当にたたいて渡る」と題してご講演いただきました。また、第2部では本学総合生命科学部永田和宏教授との対談が行われました。

ご講演では、英国留学の経験から、自国の文化を知ることや自身の意見を主張することの大切さをお話しされました。また、日本文化を継承していきたいというご自身の思いをもとに立ち上げられた「心游舎」の取組のお話では、自分の気持ちに正直に、やってみたいことがあればまずはやってみては、と語られました。

永田教授との対談では、研究者になることについて、皇族としての公務を考えるとご自身でブレーキをかけておられたが、それでもやってみたいとの気持ちで研究の道に進まれたこと、文化は生活の中に息づいて初めて文化といえるとの考えから文化の継承のために享受者を育てる取組を続けていかれることなどをお話しされ、参加者に一歩踏み出すことの大切さや、小さな取組でも続けることで未来につながることを伝えられました。

永田和宏教授
彬子女王殿下
PAGE TOP