経営学部 金光ゼミが第6回観光学術学会の学生ポスターセッションで優秀賞(第1位)を獲得

2017.07.05

7月1、2日に神戸山手大学で開催された観光学術学会(日本で最もアカデミックな観光系の学会)の学生ポスターセッションにおいて金光ゼミの学生が、「アート・プロジェクトは島の地域問題を可視化するのか、覆い隠すのか?」(茶園 桜さん、淺田 康平さん、井上 優希さん、芝 千尋さん、奥田 冴さん、小原 聖貴さん)で第1位に当たる優秀賞(同率1位)を受賞しました。

昨年夏に訪れた瀬戸内国際芸術祭開催中の小豆島と豊島でのゼミ合宿時に行った島イメージのアンケート調査などに基づく観光社会学的な研究成果です。研究発表では、現地調査に基づく両島のブランド連想ネットワーク分析と、ガイドブックから抽出したアート作品データ(どの島で、どこの国の、どのような作家が、どのようなコンセプトで作品を制作展示しているか)のネットワーク分析に基づいて、両島の抱える社会問題(産業廃棄物問題、社会福祉、人口減少・産業進行問題)が、アート・プロジェクトによってどのように可視化されたり、隠蔽されたりしているかをクリティカルな視点から明らかにしました。

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