「スポーツと人間形成」にて元プロ野球選手 成本 年秀さんが講義

2017.06.23

6月23日、共通教育科目「スポーツと人間形成」にて、元プロ野球選手で現在は大阪ガス硬式野球部アドバイザーコーチとして活躍されている、成本年秀さんが講義されました。

現役時代は投手として、主に千葉ロッテマリーンズや阪神タイガースで活躍されました。
阪神タイガースに在籍していた頃、野村克也監督(当時)にアメリカの哲学者であるウィリアム・ジェームズの有名な言葉を教えていただいたことがあるそうです。野村監督と八木沢投手コーチのおかげで、怪我をしたことで失っていた自信を取り戻すことができ、野球人生のターニングポイントの一つになったと話されていました。

また、スポーツをする上で大切だという「心・技・体」について①体力的成長、②技術的成長、③精神的成長の3つに分けて野球の様々な場面に当てはめながら、説明されました。②技術的成長ではキャッチボールを例にして、基礎練習・反復練習・実戦練習の大切さを分かりやすく話されました。③精神的成長において大切なのは、自分に合った目標を設定することだそうです。5年、10年先の目標から1週間で達成できる目標を立て、軌道修正しながら目標を達成することを目指すことで精神的に成長できるといいます。

最後に学生たちの「現役時代の一番心に残っている試合はありますか?」や「肩を強くするにはどのようなトレーニングをすればいいのか」などの質問にも答えられました。成本さんから学生に向けて「目標に向けて挑戦することで、失敗しても経験(糧)となり小さな成功から新しい道が開けていく」という言葉を送られていました。

【記事・写真:学生広報スタッフ 千石 里絵(経営・1年次)】

現役時代のエピソードも話された
哲学者 ウィリアム・ジェームズの言葉
学生の質問に答える成本さん
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