吉川 美代子 客員教授 現代社会学部で講義

2017.06.16

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トピックス教育現代社会学部

6月16日、現代社会学部専門教育科目「現代社会の諸問題A」(*)において、キャスター、アナウンサーとして、放送メディア業界の第一線で活躍中の吉川 美代子 客員教授が第10回の講義担当教員として登壇しました。
吉川教授は、今春、現代社会学部開設と同時に、正式に本学の客員教員として就任しました。

当日は、授業履修者375名のみならず、聴講を希望した学生・教職員も加わり、約400名が吉川教授の講義に聴き入りました。
テーマは「放送メディアでの女性の活躍・役割・限界」。

まず、「約40年前のメディア業界がいかに男性中心の世界であったか」というトピックから講義ははじまりました。そのような世界の中で、女性キャスターの先駆者として、どのように仕事に向き合い、ときに苦悩し、ときに達成感や喜びを味わう一方で、悔しさで涙を流しつつ、キャリアを積んできたか、実体験を学生に語りました。

また、自身の経験を振り返りながら、人と向き合うとき、「女性だから~」、「男性だから~」といった、性別による違いに焦点を当てるのではなく、その人自身の「人間としての個性」を見ることが重要であると強調されました。
そのうえで、大学生活を送る中で、ぜひ「人間力」を磨いていってほしいと学生たちに熱いメッセージを送りました。
続いて、管理職を務めた経験から、昨今企業では、女性管理職の割合を増やすことに注力しており、それ自体は批判すべきではないが、数字合わせのためだけに女性管理職を増やそうとする傾向があることを紹介しました。組織では、男女の分け隔てなく機会を平等に与え、正当な評価の結果による役職登用を推進すべきであると主張しました。

終盤には、質疑応答の時間が設けられ、学生たちが次々と質問を行いました。その問いかけの一つ一つに、質問者の学生の目をしっかりと見ながら、丁寧に力強く応える吉川教授の様子が印象的でした。
授業を終えた学生からは、吉川教授の講義内容に理解を示すレポートが提出され、その中に新たなギモンや提案がなされるなど、多くの学生に「考える機会」を与える授業となりました。

*「現代社会の諸問題A」は、社会に生起する様々な諸問題について、その問題に精通する人や現場を知る人の講義を直接受けることで、受講生各自がダイレクトに社会のありようにふれ、このことを通じて社会に対する問題意識を養うことを目的としたリレー形式の授業です。

京都産業大学現代社会学部 吉川美代子客員教授
学生たちの目を見ながら力強く語る吉川教授
吉川教授の講義に真剣に耳を傾ける学生たち
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