外国語学部 2017年度「ドイツ語海外実習」の準備がいよいよ始まりました!

2017.05.22

「ドイツ語海外実習」は、平成26年度から新規開講された外国語学部の専門教育科目で、それぞれの専攻語ごとに2月~3月にかけて3週間の留学プログラムを実施するものです。
2017年5月18日(木)に開催された「海外実習」の全体説明会で、今年もスタートを切りました。今年の留学先は12か国15大学に及びます。この説明会には、外国語学部の1年次生だけでなく、上級生や、他学部の学生など授業に関心を持った多くの学生が大教室に集まりました。

また、ヨーロッパ言語学科では、「海外実習」への参加を考えている学生たちへの具体的な情報提供のために、5つの言語専攻(ドイツ・フランス・スペイン・イタリア・ロシア)が一堂に会し、5月22日(月)に合同報告会を今年も開きました。そこでは、昨年度の参加学生たちが登場し、それぞれの留学先で体験したこと、発見したことを自分たちのことばで後輩たちに熱く語ってくれました。
先輩による報告は、笑いや驚き、どよめきなどに満ち溢れ、予定していた昼休みの時間はアッと言う間に過ぎ去ってしまいました。

さあ、いよいよ2017年度の「ドイツ語海外実習」がここから始まります。
「ドイツ語海外実習」に参加した先輩たちに是非話を聞いてみてください。参加者の体験談がドイツ語専攻のホームページ(記事本文の下参照)にもたくさん掲載されています。早速、読み始めてみてください。ここでは、そのほんの一部だけを簡単に紹介します。

  • ドイツに来た当初、現地の人と会話をする時に、焦って言いたいことも十分に言えなかったのだが、それは余裕が無かったのだと思う。半分が過ぎた頃にはだいぶ余裕が出て、時間はかかるにしても相手の言葉を聞き取って自分の意思を伝えることができた。レストランやお店で注文ができた時は伝わった、と強く感じてとても嬉しかった。(岩本 恵里さん:Leipzig大学の実習に参加)
  • ドイツに到着して最初に困ったことが、ファストフード店での注文でした。定員さんに何度も何が欲しいのか聞かれました。その時は緊張のあまり自分でも何を言っているのかがよくわかりませんでしたが、滞在期間の後半ごろになると慣れました。最初の挨拶“Hallo”から“Danke , Tschüs” までスムーズにできるようになりました。ドイツ語できちんと会話が成り立つととても気持ちがよく、もっと話がしたいと思うようになりました。(加藤 諒さん:Leipzig大学の実習に参加)
  • 今回の海外実習に参加したことによって、ドイツ語をさらに勉強したいと感じた。そして、ドイツに行ったことによって、ドイツのことだけでなく、日本のことについても気付くことが多かったように感じる。
    (高木 茉衣さん:Leipzig大学の実習に参加)
     
  • この海外実習で、日本に住んでいると、気づけないことに沢山気づきました。一つ目は、チャレンジしてみないと、何も始まらないことです。何か行動を起こさない限りは不満があっても、そのままです。だから、「行動あるのみ!」と身に染みて感じることが出来ました。二つ目に、言葉の壁です。言葉が通じるという当たり前のことが、とても幸せなことなのだと改めてわかりました。このことから、日本では言葉が通じる為、何に対しても、声に出して自分を伝えていきたいと感じました。その一言が自分を変えていけるのだと私は思います。フライブルクは、建物一つ一つが綺麗、且つ繊細で、ドイツにいる一カ月で、何度「素敵」と言ったかわかりません。絵本の中のような景色に、まるで中世の世界に迷い込んだような錯覚におちいるほどで、この街に来ることが出来たことを良かったと心から思いました。(岩井 裕樹さん:Freiburg大学の実習に参加)
  • 海外実習を終えて、将来のことについてはっきりと考えるようになりました。海外に来て日本の良さを改めて実感しました。そして海外から学ぶべきことも発見しました。その日本の良さを発揮し、かつ、海外の良さを取り入れることの出来るような仕事に就きたいと思うようになりました。(小松 朱香さん:Freiburg大学の実習に参加)
「ドイツ語海外実習」を通じて、実際に海外の大学で授業を受け、外国で生活をし、異文化を直接体験してみましょう。そして、一人でも多くの皆さんに、これまで培った言語の運用能力をさらに高め、現地の文化を直接肌で感じ取ってほしいとドイツ語専攻の教員一同切に願っています。
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