4月14日、共通教育科目「スポーツと人間形成」において、KBS京都アナウンサーの森谷威夫さんがゲストスピーカーとして講義を行いました。

講義では、「大学生としての自覚」について、自分一人の行動がどれだけの人に影響を与えるかをよく考えて行動することが、大切だと語られた。大学生は自由度が高いため、「好き放題」にできると思いがちである。体育会クラブに所属している人は言うまでもなく、全ての学生に共通して、今ある環境は周りの人に支えられているということを忘れてはいけないと伝えられた。また、個人のちょっとした行いが多くの人に大迷惑をかけてしまう恐れがあるため、大学の看板を背負っているという自覚を持ったうえで、充実した学生生活を送ってほしいとメッセージが送られた。

質疑応答の時間には、仕事に対するこだわりについて受講生から質問投げかけられた。森谷さんは、ある事柄に関して一つの面から考えるのではなく、様々な面から見るように常に心がけていると答えられた。また、自分が経験したことのないスポーツ実況を担当する場合、どのように工夫しているかといった質問に対しては、そのスポーツのルールを理解することはもちろん、何よりも自分自身が一番楽しみながら試合を見て、それを実況しているとして、様々な種目を例に出しながら丁寧に答えられた。

[記事・写真：学生広報スタッフ　山本 睦（外国語・2年次）]