卒業式(学位授与式)が2017年3月18日に挙行されました

2017.03.18

桜の開花が待ち遠しい穏やかな土曜日の10時から神山ホールで外国語学部の卒業式(学位授与式)が執り行われました。

大城 光正 学長が祝辞の中で語られた、溢れている情報の中から真実を見つけ出すことの重要性や真実と向き合う真摯な態度についての話は、これから新しい道を歩み始める卒業生たちの心に深く刻まれたことでしょう。

神山ホールでの学位授与式の後、12号館の12304教室に集まったドイツ語学科の卒業生たちは、一人一人名前を呼ばれ、杉村 涼子 教授から学位記を受け取り、京都産業大学で過ごした日々の重さを改めてその手に感じていました。後に続く後輩たちは、ヨーロッパ言語学科ドイツ語専攻の卒業生となるため、平成28年度が外国語学部ドイツ語学科の最後の卒業生となります。卒業生たちは、その重みもしっかりと感じてくれていたようでした。
晴れやかな笑顔を浮かべてドイツ語学科を元気に巣立っていった卒業生たちがこれから歩んでいく道に幸多かれと、教員一同心より願っています。 
Alles Gute!

ドイツ語学科の謝恩会は、河原町三条の京都ロイヤルホテル&スパで18時から始まりました。幹事役の学生たちの見事な活躍で、和気藹々とした雰囲気の中、大いに盛り上がりました。
「社会人一年生」の顔を時折見せる卒業生たちに頼もしさを感じつつ、教室とはまた一味違った楽しいひと時を過ごすことができました。

今年はいつもと少し違って、先生たちだけではなく、ドイツ語学科の卒業生を代表してM君が挨拶をしてくれました。M君は、その日参加した全員の思いを代弁してくれたと思います。

卒業生代表の挨拶

みなさま、本日はお忙しい中お集まりいただき心より感謝申し上げます。
卒業生代表のMと申します。平成28年度卒業生を代表して皆様にご挨拶申し上げます。
まず、先生方、本日はお忙しい中、ご出席いただき、ありがとうございます。
そして、本日のこの会に向けて準備してくれたみなさん、ありがとうございます。

本日、わたくし達は卒業するわけですが、思えばこの4年間さまざまな思い出がありました。
まず、学業面ですが、私が大学卒業単位を取れたのは、本日ご出席いただいている先生方のおかげでございます。本当に、本当にありがとうございました。先生方の格別のご支援があればこその卒業です。

私は、3年次、4年次のとき島ゼミに所属し、毎週の授業が楽しみでしかたがありませんでした。3年次の時、白浜へ行ったゼミ合宿や4年次のとき3年次たちと行ったセミナーハウス、神山祭での思い出は私の一生の宝物になりました。
最初は、「なんだ、この言語は。英語も大してわからないのに、ドイツ語なんか出来るわけがない。」と思っていたドイツ語もいまではすっかり、好きになりました。これは、特に今いらっしゃる先生方が、「4年間」も私にドイツ語を指南してくださったおかげです。ありがとうございました。

そして、この4年間は友人関係にも恵まれた4年間だったと思います。毎日往復5時間半の通学を4年間耐えてこられたのも、大学に行けば何か楽しいことが起こるのではないか、と思わせてくれた友人のおかげだと思います。特に仲の良かったメンバーとは旅行や飲み会にもよく行き、本当に楽しかったです。卒業してからも行きましょう。
4月からはそれぞれが様々な道に進みます。私は、籍が他の大学に移り、残りの教職の単位を取得します。夢である小学校教員になれるように頑張ります。

これからはあまり会うこともなくなると思います。寂しい思いでいっぱいです。しかし、卒業してからもみんな遊びましょう。
先生方もまた会いましょう。

私たちはそれぞれ新たな道へと向かって歩き出しますが、大学生活で育んだ人間としての力を糧に、それぞれの道でそれぞれの大きな夢を実現していきたいと思っております。
京都産業大学の先生方、そして私を含めた卒業生の健康と幸せ、また、今後のご活躍を心から願い、わたくしからのごあいさつとさせていただきます。
本日はありがとうございました。

PAGE TOP