日本とは全く異なる韓国のインターンシップ事情について、韓国からのインターンシップ生が報告しました!

2017.02.24

2月21日(火)から24日(金)までの4日間、韓国の牙山(アサン)市にある順天郷(スンチョンヒャン)大学の学生 Seo Hwa Young(ソ ファユン)さんが本学のキャリア教育研究センターにてインターンシップを行っています。最終日の本日、『韓国のインターンシップ事情について』をテーマに、調べた内容を日本語で報告しました。

質疑応答では、「日本人が韓国でインターンシップをしている事例はあるか?(交換留学生で政府主導のものに参加している日本人がいる)」や「韓国の学生で長期インターンシップに参加した学生が、就業先に就職する割合は?(韓国内であれば、半分以上が就職。海外企業であればそのまま採用されるケースが多い)」、「韓国の大学スタッフにインターンシップについて相談することがあるか?(そういう制度はない)」、「韓国の学生はどのようにインターン先を探すのか?(大学のWebサイト、各社ホームページで探す)」という質問がなされ、参加者からの質問に熱心に答えました。
※ ( )内は質問に対するソさんの回答

終了後、ソさんが日本語専攻でないにも関わらず、日本語で報告を行ったことに参加者から大きな拍手が送られました。

日本とは全く異なる韓国のインターンシップ事情

報告にあたり、韓国と日本のインターンシップの違いについて調べていたソさんは、韓国のインターンシップが日本のインターンシップと大きく異なることに気が付きました。例えば、実施期間について、韓国では4-24週間が一般的ですが、日本では2週間以内が一般的であること(両国とも1日平均約7時間勤務)や、韓国では有給(大学奨学金や企業支援金)のインターンシップが多い中、日本ではインターンシップは無給であることが一般的なことを知りました。また、日本の企業が想像以上に韓国に進出していることにも驚きました。
報告会の様子
ジェスチャーを交えて報告するソさん
韓国語で質問する韓国語専攻の学生

報告会後のフリートーク

韓国語専攻の学生と交流
報告会終了後の本学学生とのフリートークにおいて、韓国では就職活動の際、履歴書の自己紹介欄に一行でも多くインターンシップの経験を書かなければ周りの学生に打ち勝てないことから、学生は大学のサポートがなくても積極的にインターンシップに参加するが、日本では大学スタッフのサポートを受けながらインターンシップに参加する学生が多いことにソさんは驚きました。

報告会を終えたソ ファユンさんのコメント

日本語で発表をしなければならなかったのですが、文法と発音が難しく、よりよい表現ができなかったことが反省点です。帰国後は、今まで以上に日本語の特に単語について勉強しようと思いました。発表は緊張しましたが、初めてのインターンシップで、4日間という短期間で、パワーポイントを使い発表までできたのはいい経験でした。報告会に参加してくださった方々に感謝申し上げます。

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