法学部・吉澤ゼミが京都市の事務事業評価サポーターとして活動

2016.12.27

京都市事務事業評価委員会の平成28年度第2回委員会が12月27日に開催され、法学部の「2年次・3年次演習(保険法・吉澤卓哉教授担当)」の学生が「事務事業評価サポーター」として活動報告を行いました。
事務事業評価サポーターとは、大学のゼミ等が、京都市の職員の方々(庁内サポーター、事務事業の所管課)と協働して、京都市の事務事業評価の改善提案を行う制度です。
京都市長から委嘱されて、およそ6ヶ月にわたって活動を行いました。今年度は、「京都マラソン」と「交通安全対策の推進」の2つの事務事業を取り上げ、ヒアリングや質問調査を踏まえて、京都市が作成している事務事業の評価票の記載内容の是非を検討するとともに、事務事業の今後のあり方についての改善提案をまとめました。そして、最終的に有識者で構成される事務事業評価委員会において、検討結果および提言内容を発表しました。
この発表に対しては、所管課からも前向きに検討したいという反応をいただきました。今回の活動報告や改善提案が、僅かでも京都市の行政活動の一助となるのであれば、サポーター活動に参加した意義は大きいと言えるでしょう。
また、半年間にわたってサポーターとして活動した学生からは、「京都市の方々が京都市のことを熱心に考えているを姿を見て感動した」、「自分たちの拙い照会に対しても京都市の方々から丁寧に回答いただいた」、「評価委員の先生方からは自分達とは大きく異なる視点でのご指摘をいただくことができた」などの感想があり、学生自身の成長に大きく寄与したことは間違いありません。
なお、11月4日に開催された平成28年度第1回の事務事業評価委員会で行われた「第三者評価」には、ゼミを代表して兼森さん(3年次)が、評価者として2つの事務事業評価に参加しました。

発表終了後の吉澤教授とゼミ生
笑顔の吉澤ゼミの学生
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