文化学部 若松ゼミが韓国・釜慶大学校の学生たちと交流

2017.01.10

1月10日(火)、京都駅の近くにあるベーコンラボ京都駅4階会議室において、韓国釜山広域市にある国立の釜慶(プギョン)大学校・人文社会科学大学の日本語日文学部の教員2名・学生6名と、京都産業大学文化学部国際文化学科 若松ゼミ(教員1名・4年次生6名・3年次生4名)が交流を行いました。この交流企画は、文化学部 若松 正志 教授と釜慶大学校の申 宗大 教授が旧知の間柄で、申 教授が釜慶大学校の冬休みに学生を連れて日本に来るのでと、昨年12月に若松 教授に連絡し、実現したものです。
自己紹介の様子
最初に、各自の自己紹介。釜慶大学校の学生たちは、大学に入ってから日本語の勉強を始めたとのことですが、日本語がとても上手で、交流は日本語で行われました。
続いて若松 教授から、「京都のモノづくりの歴史」を、レジュメや資料をもとに講義。京都の伝統産業と先端産業の現状と特色、京都のモノづくりにおける日本的な点と海外との関係が深い点などについて、具体例をあげながら紹介されました。
吉村 望さんの発表「茶道について」
次に吉村 望さん(文化・3年次)が「茶道について」と題して、レジュメや動画(YOUTUBE)を使い発表しました。現在の茶道や茶道の歴史などについて、茶道部の経験もふまえ説明を行いました。そして最後に、釜慶大学校の金 桐賢さんが「釜山の魅力」のタイトルで、パワーポイントを使った発表を行いました。釜山の歴史的・地理的位置、景観・都市計画・交通・観光などについて沢山の写真(画像)を提示しながら紹介されました。終了後、それぞれの発表に関して質疑応答がなされました。
釜慶大学校・金 桐賢さんの発表「釜山の魅力」
その後、日本と韓国の文化に関するフリーディスカッション。高校・大学・受験など教育に関するもの、旅行やテーマパーク、そのほか各自が関心をもった事柄について、質疑応答・意見交換・情報交換がなされました。
今回の交流企画は急に決まったものでしたが、普段接することの少ない韓国の学生とコミュニケーションし、日本と韓国の文化やものの考え方などについて双方いろいろ知ることができ、有意義な時間となりました。今後もこのような機会を作っていきたいと考えています。
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