2016年度 世界問題研究所主催 若泉敬記念基金「学生ワークショップ」開催

2016.12.17

2016年12月17日(土)本学むすびわざ館において、世界問題研究所主催の若泉敬記念基金学生ワークショップを開催しました。
本ワークショップは「一拠点総合大学」である本学の強みを生かし、学部の枠を超え学生同士が自らの研究を発表し、議論する場を提供することを目的に、2011年度より毎年度、世界問題研究所が開催しています。

今年度のワークショップのテーマは「三人寄れば文殊の知恵~むすんでうみだす未来の世界~」でした。世界問題研究所員をはじめとした教員、学生が参加し、学生による研究報告を行う午前の部と、教員と学生が同じ机を囲みディスカッションを行う午後の部に分かれて進行しました。

午前の部の報告テーマは、「人間関係と幸福度」、「日露関係」、「日本軍と日本型組織」、「日本の観光政策」、「世界のバグパイプ」と多岐にわたり、それぞれの報告は趣向が凝らされていました。同時に、教員や普段かかわることのない他の学部の学生からの質問や意見が交わされることにより、参加者に新鮮な発見がもたらされました。

午後の部では、報告者と参加者全員が4つのグループに分かれ、「三人寄れば文殊の知恵」を念頭に置きつつ、ディスカッションを行いました。日々の生活から、アジアやヨーロッパ等で起きている国際問題に至るまで、現在の課題と今後の解決策を”むすぶ”べく活発な議論を繰り広げ、新たな視点から未来に向けた提言を共有することができました。

各々の参加者が自分の意見をぶつけあい議論することにより、様々な考えを”むすんで、うみだす”、その結果として新たな何かが生まれる。まさしく知の化学反応が起きたワークショップでした。

世界問題研究所 若泉敬記念基金「学生ワークショップ」
学生統括 田島 理博(法学部 法政策学科 3年次)

発表の様子(午前の部)
ワークショップの様子(午後の部)
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