ラグビー部 全国大学ラグビー選手権で明治大学から歴史的勝利!

2016.12.12

ラグビー部が『第53回全国大学ラグビーフットボール選手権大会』に出場(4大会連続30回目)。初戦(3回戦)で明治大学(関東対抗戦3位)と対戦し、26対22で歴史的勝利を挙げました。明治大学との過去の対戦成績は、初めて対戦した第22回大会(1985年度)から6戦全敗しており、約30年の時を経て7度目の対戦で初勝利を挙げることができました。
次戦は12月17日(土)に秩父宮ラグビー場において、ベスト4進出をかけて東海大学(関東リーグ戦1位)と対戦します。この試合に勝てば10年ぶり8度目のベスト4(翌年1月2日)進出、初の決勝進出が見えてきます。

試合展開

試合開始早々は選手に硬さが見られ、前半3分と7分に連続トライを許し0対12とリードされる展開になりました。しかし、その後は必死のディフェンスで試合を立て直すと、ラインアウトからモールを作り一気に相手ディフェンスを崩し、27分と31分にフェインガ・ファカイ選手(外国語・1年次)が連続トライ。高原 慎也選手(経営・4年次)が2本のコンバージョンを確実に決め、14対12とリードを奪いました。前半38分、明治大学に1トライ1ゴールを返され14対19とリードされたものの、伝統の強力スクラムとモールが通用しフォワード戦で優位に試合ができると確信してハーフタイムを迎えました。

後半は風下に立ったものの15分に自陣から一気に攻め上がり、17フェーズを重ね敵陣深いところでファカイ選手が突進しパスを受けた中川 将弥選手(経済・3年次)がトライ。高原選手がゴールを決め21対19と逆転。25分にペナルティゴールを決められ21対22と再逆転を許したものの、選手は「敵陣で勝負できれば必ず逆転できる(眞野 拓也主将談)」と冷静に試合を運びました。
すると後半28分に最大の見せ場がやってきました。伊藤 鐘平選手(経済・1年次)がディフェンスで相手にプレッシャーをかけボールを奪うと、坂本 英人選手(経済・3年次)がおよそ80mを独走してトライ。このトライで流れを大きく引き寄せると試合終了間際に約5分にわたる明治大学の猛攻を全員が体を張って食い止めました。最後は、この試合で何度もラックに絡みチームに貢献してきた李 智栄選手(経済・4年次)のビッグプレーで相手の反則を誘い試合終了。 選手、大西 健監督、元木ヘッドコーチをはじめとする指導者、応援にかけつけた学生・卒業生・教職員が歓喜に沸きました。

試合後のコメント

大西 健監督

「関西リーグで開幕から連敗したあと1敗も許されない状況の中で、眞野、李、森田を中心によくまとまり、1戦ごとに力をつけてきた。これほど成長したチームはこれまでに記憶がない。小さいものが大きな相手に果敢に向かっていく姿を、このチームを全国の多くの方に見てもらいたいと思っていたが、今日みなさんに勇気を与えることができたのではないか。ずっと目標にしている全国制覇に向けて東海大学にも勝ちにいく」

眞野 拓也主将

「前半開始は少し焦ったが、モールでトライを奪えたことで落ち着いてプレーができた。多くの方に支えていただき、応援してもらいここまで来ることができたので、勝てて良かった。関西リーグで優勝し大西監督を胴上げするという目標は果たせなかったが、全国で優勝し監督を胴上げしたい」

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