京都産業大学・日本演劇学会共催「秋の演劇集会・シェイクスピア:ローカル/グローバル」が開催されました

2016.12.03

大江能楽堂における前夜祭

シェイクスピア没後400年行事として、2016年12月3日(土)に大江能楽堂でミニ・シンポジウムが開催されました。12月4日(日)には、本学神山ホール3階のセミナー室に演劇研究者が集まり、英語圏文化の枠を超え、シェイクスピア劇が様々なジャンルの演劇に与えた影響について、12の研究発表、2つの講演、および2カ国語でのパネル・ディスカッションが行われました。
特に、故・蜷川 幸雄氏と親交のあった翻訳家の松岡 和子氏による特別講演や、イギリスや中国の演出家の実践例の報告を交えながら日本の高等教育におけるシェイクスピア劇の役割を論じた2カ国語パネルは評判を呼び、約80名の参加者による、白熱した議論が展開されました。
また、外国語学部の学生12名がスタッフとして運営に関わり、この記念すべき年の最後に、シェイクスピアによるさまざまな縁を京都でむすぶために大いに活躍しました。

松岡 和子氏による講演「シェイクスピア劇と翻訳」(神山ホール第一セミナー室にて)
運営スタッフとして活躍した外国語学部の学生たち
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