麻しん(はしか)に注意しましょう!

2016.09.14

麻しん(はしか)に注意しましょう!

8月に幕張のコンサートの参加者や関西空港の空港職員が麻しんに感染していたと報道があり、
国内で麻しんの流行拡大の可能性が生じています。
麻しんは同室にいるだけでも飛沫感染や空気感染をする感染力の強いウイルスです。麻しんの
感染予防には、2回の予防接種で免疫を獲得することがきわめて有意義です。現在20代~40代
の方は制度上、予防接種を1回しか受けていない方が多く、感染する可能性があります。この機
会に未接種の方・1回接種の方、麻しんの抗体価が低い方は予防接種をすることをお勧めします。

麻しん(はしか)の特徴

(1)感染経路:飛沫・空気感染
(2)潜伏期:10~12日
(3)症状
・ 前駆期:3~5日間、発熱、せき、鼻水など「かぜ」に似た症状が持続する。
・ 発しん期:一旦熱が下がるが再び高熱が出て、顔・首・全身に発しんが現れ4~5日間続く。
・ 回復期:発熱はおさまり、発しんは色素沈着を残して消退する。
(4)治療:特効薬はなく対症療法

麻しん(はしか)の疑いがある場合

本学への出校は控え、早めに医療機関を受診して下さい。その際は、事前に医療機関に電話し、
麻しんの疑いがあることを伝え、指示に従って下さい。

麻しん(はしか)に感染した場合

麻しん(はしか)の診断を受けた場合は、医師の指示に従うとともに、受診以外の外出を控え、
自宅で安静にし感染拡大の予防に努めてください。症状消滅後3日間は自宅待機が必要です。

麻しんの疑いがある場合、また麻しんと診断された場合は、学校保健安全法により学生は出席
停止、本学の就業規則により教職員は出勤の停止となります。

*なお麻しんに関する相談がある場合は、保健管理センター(075-705-1944)にご連絡下さい。
 

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