ダイバーシティ交流会「上位職昇任に必要なこと」を開催しました

2016.08.01

本学教員、研究員を対象とした、平成28年度第1回ダイバーシティ交流会を開催しました。
「上位職昇任に必要なこと」をテーマに、日本化学会フェロー、産業技術総合研究所名誉リサーチャー 相馬 芳枝氏より講演をいただきました。相馬氏は、研究者が上位職に昇任するためには、①研究力、②外部研究資金の獲得、③共同研究を実現する研究者ネットワーク、④教育力の4つが必要であると説かれました。そして「オリジナルな研究テーマ」「Impact Factorの高い雑誌」「研究チーム」を課題として問題提起をいただき、参加者が意見交換を行うことを通して各項目について理解を深めるとともに、分野・研究手法による違いや今後の課題を共有しました。
相馬氏は「研究者は、自分の研究環境をより良いものに変えて行くという意思をもって取り組む姿勢が大切」であると話され、本学の研究者が協力して研究環境を改善し、上位職を目指す女性研究者をサポートする仕組みの構築が重要であることが確認されました。
相馬 芳枝氏
交流会の様子
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