京都府綾部市天文館で「天文講座」を開催

2016.07.23

天文台
神山天文台の活動について講演する河北教授
7月23日(土)、本学と協定を結ぶ綾部市で、地域の方を対象とした天文講座「神山天文台が迫る宇宙の不思議」を開催しました。
綾部市と本学は、2015年4月に相互の人的、物的、知的資源を交流、活用することにより、地域社会の発展と人材の育成を図ることを目的とした包括協定を締結しており、その連携事業の一環として行ったものです。
綾部市天文館パオで行った講座では、神山天文台長である 理学部 河北 秀世 教授が、世界屈指の赤外線高分散分光器を開発するラボを持つ京都産業大学神山天文台の特徴や、荒木望遠鏡により学生らが世界で初めて新星における炭素分子C2を発見したこと、また自身の専門領域である彗星に関する研究について講演を行いました。
集まった約70人のなかには、天文同好会で研究活動を行っている参加者もおり、活発な質疑応答が行われるなど、謎に包まれた宇宙に高い関心が寄せられている様子が伺えました。
また、当日は連動企画として、「もしも、天文学者になっていたら…」というテーマで作文の募集を募り、高塩純子さんの作文「宇宙の根源とビッグバン」が優秀作品として表彰されました。
PAGE TOP