「京都産業大学 障害学生教育支援センター」開設

2016.06.22

京都産業大学は、障害者差別解消法の施行(平成28年4月1日)に伴い、「障害学生教育支援センター」を開設しました。本学では、これまでにも「視覚障害(全盲)の理学部生への実験・研究の支援」など、先進的な支援体制を構築し、身体障害・発達障害・精神障害等、障害のある学生の支援に取り組んできました。当センターの開設により、学生生活支援、修学支援、障害学生支援をさらに強化し、充実を図ります。

【本件のポイント】

  • 法律施行により「合理的配慮の不提供の禁止」事項については、国公立大学は法的義務、私立大学は努力義務が課せられたが、本学は明確な組織として取組を強化・充実した。
  • 障害学生支援担当組織として『障害学生教育支援センター』を開設。教学センター/進路・就職支援センター/学生相談室/人権センターなど関係部署間の連携を強化し、支援の充実を図っている。
  • サポーター養成講座を受講した学生スタッフが中心になり「PCテイク(聴覚障害者支援)」「ポイントテイク(発達障害者支援)」「実験支援(視覚障害者支援)」などの支援を実施。
  • 障害理解を含めた人権教育を正課・正課外教育に落とし込み、全学的に実施。
本学では、6月29日(水)に人権センター主催で学生・教職員(一般も可)を対象に、発達障害のある学生への支援に関する講演会を実施します。大学として学生支援のあり方への理解を深めるために、「合理的配慮の不提供の禁止」事項が法的義務になった国公立大学の先進的な取り組みとして、京都大学の村田 淳 助教(福祉社会学)をお招きし講演していただきます。

リリース日:2016-06-22

平成28年度春学期 人権教育啓発講演会「大学と障害(disability)の現在-発達障害のある学生への支援をふまえて-」

日時 2016年6月29日(水) 13:15~14:45
 場所 京都産業大学 Lib.コモンズ(図書館ホール)(京都市北区上賀茂本山)
講師 村田 淳(むらた じゅん)氏
京都大学 助教(専門:福祉社会学)
京都大学学生総合支援センター障害学生支援ルーム・チーフコーディネーター
京都大学における組織的な障害学生支援体制の構築に従事する一方、新たな視点でのバリアフリーマップ制作や発達障害のある学生の修学支援やグループ活動を実施するなど、支援現場で様々な取り組みを行う。
対象 本学学生、教職員、一般
申込方法 事前申込不要/参加費無料
お問い合わせ先
京都産業大学 広報部
〒603‐8555 京都市北区上賀茂本山
Tel.075-705-1411
Fax.075-705-1987
kouhou-bu@star.kyoto-su.ac.jp
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