「大学の歴史と京都産業大学」で本学 同窓会会長 岩井 一路さんが講演

2016.05.30

5月30日、共通教育科目「大学の歴史と京都産業大学」において、京都産業大学 同窓会会長 岩井 一路さんがゲストスピーカーとして「卒業生から見た京都産業大学」をテーマに講義を行いました。

岩井さんは、本学経済学部出身で、学生時代は馬術部に所属され、謙虚さや責任感などを学び、充実した学生生活を送られたことを冒頭に自己紹介された後、岩井さんは、京都に本社があるハトヤ観光グループの代表取締役社長でもあることから、国の光を観る=「観光」という切り口から学生時代にすべきことについて講演されました。
京都では「ALL京都」で文化首都京都をめざし、外国人向けHPやWi-fiの設置を行う一方で、伝統的な「もてなし・しつらえ」にもより一層力を入れることで、総合力が評価され、ここ10年間では、外国人観光客が大きく増加し、2年連続で世界一の観光都市に選出されたことをグラフや動画を用いて、説明されました。
また、今、日本人に求められていることは、海外の文化以上に、自国の文化をしっかり学ぶことが大切であると説明された。政府が提言している通りになれば、2020年に日本の人口の3分の1と同数の4000万人の外国人がやってくることになり、多言語を用いて日本文化を伝えられることが「真の国際人」として大切であり、本当のグローバル化であるのではないかと熱弁されました。

最後に、人生の方程式は「能力×熱意×考え方」と表され、能力だけではなく、熱意によって可能性を高めることができ、世のため人のためになるのかをしっかり考えることが産大生にとって重要なポイントと学生にメッセージを送られました。
学生達に熱弁する岩井さん
岩井さんに質問する学生
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