むすびわざ講座 異文化交流コース「中国の飲食文化」開講

2016.06.04

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トピックス地域社会公開講座むすびわざ館
6月4日、むすびわざ館で、生涯学習むすびわざ講座 異文化交流コースを開催しました。異文化交流コースは、本学の留学生が講師となり、自国の文化や習慣など、身近なテーマについて講義を行い、互いの国の文化について理解・交流を深めることを目的に毎年開催しています。今年度は、京都産業大学大学院 生命科学研究科 博士前期課程の王 班(オウ ハン)さんが「中国の飲食文化」をテーマに講演しました。

王さんは、中国人にとって昔から現在にいたるまで「食」はとても重要であることを解説し、『史記』に表された「民は食を以て天と為す」という言葉や『論語』に表された「食」に関する一節を例にあげました。また、『紅楼夢』に登場する料理や、李白や杜甫の漢詩に登場する酒など、中国の古典の中の「食」と「酒」について説明しました。
また、中国では地域によって「食」が異なり、八つの地域の中華料理に代表されることを説明、北部と南部では味付けの違いで口論がおきるほどだということをユニークに紹介しました。他に、日本の「中華料理」と実際に中国で食されている料理とのギャップや、日本と中国での乾杯のマナーの違いなどについても説明しました。

講座参加した約80人からは、中国の地域による食の差違や、酒の種類などについて活発な質問があったほか、王さんが出身地である青島について、「青島ビールとハマグリ、涼粉が夏の名物食。街並みも美しいのでぜひ一度訪ねてみてほしい」とメッセージを送る場面もありました。
受講生からは、「歴史と伝統を感じた」「地域によって異なる食文化、乾杯マナーの話が面白かった」「日本語での一生懸命な説明が、わかりやすく好感が持てた」などの感想が寄せられました。
『紅楼夢』の食に関する一説を紹介する王(オウ)さん
日本と中国の「中華料理」のギャップについて解説した
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