「KSU特別講義」でKBS京都テレビ制作局スポーツ部ディレクターの狭間 康至さんが講義

2016.05.12

5月12日、KSU特別講義「メディアと社会とのかかわり」において、KBS京都のテレビ制作局スポーツ部ディレクターの狭間 康至さんが講義を行いました。今回の講義では、スポーツ番組がどのように作られていくかや、競技としてはもちろん選手へ取材をする難しさなどが語られました。

「京スポ」と呼ばれる毎週木曜日の30分番組において、放送されるまでの手順を実際の台本や映像を使って説明されました。1分のニュースを作るだけでも多くの人が関わり、編集や原稿を書くなどの膨大な作業を要し、完成するまでに約2時間かかると話されました。さらに打ち合わせやリハーサルなど、30分の番組でも準備にかなり時間をかけ、それが本番の結果に繋がっていると伝えられました。また、競技を紹介するときにどこを見てもらうか、原稿もわかりやすくどう表現するかを考えるのは非常に難しく、取材をしていく中でそれらの経験を積み、勉強していくと語られました。

狭間さんはディレクターになられて約10年、以前は営業を担当されていたということで、最後に「やればできる。これからいろんなことにチャレンジしてほしい。」と学生にメッセージが送られました。

【記事・写真:学生広報スタッフ 藤木 稔子(文化・2年次)】
講義を行う狭間さん
映像を使って授業された
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