「スポーツと人間形成」で元MLBボストンレッドソックスの川畑 健一郎さんが講義

2016.05.13

5月13日、元MLBボストン・レッドソックス選手 川畑 健一郎さんが共通教育科目「スポーツと人間形成」でゲストスピーカーとして本学を訪れ、講義を行いました。

川畑さんは、高校時代に甲子園優勝を果たし、高校卒業後はアメリカでプレーしていました。アメリカにおける他の国の選手はモチベーションが高く、明確な目標をもって取り組んでいたそうです。一方で、川畑さんは、「甲子園で優勝」することが野球における大きな目標でした。その目標を見事果たした後、明確な目標を持たずに時の流れのまま野球をしていた時期があったそうです。今振り返ると、アメリカという恵まれた環境でプレーできることに感謝できておらず、非常にもったいなかったと語られました。

川畑さんは、学生に対して「コツコツ続ける、諦めない、ムラを作らない」という言葉を送りました。野球選手から社会人になったとき、これらを実践することで良い成績を残すことができたそうです。さらに、「ムラを作らないようにするには目的や目標を明確にする。自分が今、なぜこれをしているのだろうと、自分の行動に常に疑問を持ったり、意識したりするだけで、それらが見えやすくなる」と強く伝えました。

[記事・写真:学生広報スタッフ 鎌田 有香(外国語・3年次)・西川 友佳子(経済・3年次)]
講義を行う川畑さん
学生にメッセージを送られた
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