総合生命科学部 遠藤 斗志也 教授が文部科学大臣表彰「科学技術賞」を受賞

2016.05.09

TAG:

ニュース研究総合生命科学部

平成28年度科学技術分野の文部科学大臣表彰において、本学総合生命科学部の遠藤 斗志也 教授が、科学技術分野で顕著な功績があったとして「科学技術賞」を受賞し、表彰式が4月20日(水)に文部科学省において執り行われました。
遠藤教授は、4月28日(木)に大城学長へ受賞報告を行い、現在の研究活動や今後の展開について意見交換がなされました。

平成28年度 科学技術賞 研究部門

京都産業大学・総合生命科学部・教授・遠藤 斗志也

業績名

「ミトコンドリア生合成の分子機構解明に関する研究」

業績の概要

エネルギー産生等に関わるミトコンドリア生合成には、構成タンパク質と脂質のミトコンドリアへの輸送が必須であるが、輸送装置と経路、装置の構造に関する情報は不十分であった。本研究では、ミトコンドリアタンパク質の輸送を担う経路と装置を多数発見し、輸送経路の全体像を解明したほか、輸送に伴う新生タンパク質の品質管理という新しい概念を提起した。さらには、ミトコンドリア生合成に必須の脂質合成酵素を発見し、ミトコンドリア内での脂質輸送機構も解明した。
本研究により、動的な膜タンパク質の精密構造情報を得る方法論を開発、新生タンパク質の品質管理や脂質合成などの新視点を取り入れることで、ミトコンドリアタンパク質輸送系を中心にミトコンドリア生合成の機構解明が飛躍的に進んだ。
この成果は、ヒトの健康に重要な正常ミトコンドリアを維持する機構の解明につながるものであり、細胞生物学から医療応用面まで、健康な生活につながる知見の獲得に寄与することが期待される。

<文部科学省:平成28年度科学技術分野の文部科学大臣表彰受賞者等の決定について>

PAGE TOP