株式会社堀場製作所 山下 泰生 管理本部 副本部長が本学で講演されました

2016.04.21

株式会社堀場製作所 山下 泰生 管理本部 副本部長が本学で講演されました

4月21日、経済学部の講義「経済人特別講義」において株式会社堀場製作所 山下 泰生 管理本部 副本部長が講演されました。
堀場製作所は、ベンチャー企業という言葉がもてはやされるずっと以前から「元祖学生ベンチャー」としてスタートし、東日本大震災や自動車メーカーの偽装事件など大きな出来事が起こるたびに注目され、計測器(「はかること」)を通じた社会を支える企業として注目されています。
まず、文系で技術系の会社に入ったあと、営業現場、子会社出向、外国企業買収などこれまでの経験をお話いただきました。そののち、「偉大な中堅企業」として生きる、社是「おもしろおかしく」に込められた思い、事業を通じた社会貢献、といったソフトなものから、避けられないグローバル化にいかに対応していくか、独自の「人財育成」(起業家精神、現場からの改善、各種研修など)、多様性(ダイバーシティ)を生かすためのステンドグラスプロジェクト、中期経営計画、5つの事業セグメントと4地域のバランス経営、「技術の遷宮」などといった具体的な経営に関わる話題まで豊富な内容をご紹介頂きました。
また、京都企業の特徴が生まれた要因として、東京との適度な距離、研究機関の多さ、プライドの高さ、独自性や継続性を尊重する気風といった点を挙げられ、グローバルで高い付加価値のあるもの作りに向いているとの見解も。
講演終了後には、内容に関わる質問に加え、就職活動を控えた学生からの質問にも実践的なアドバイスや心構え等もご教授頂き、時間いっぱいまで多くの質問に回答頂きました。
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